2015.12.17 Web制作
無料から使える!外部とのやり取りに最適な「プロジェクト管理」ツール
ディレクター、エンジニア、デザイナー、テスター。多くの人が携わるWeb制作において、情報の共有やタスクの進捗管理がプロジェクト全体の成否を左右します。
今回はそんなWeb制作の現場において、社内だけでなく外部のクリエイター・ライターとのやり取りにも最適な「プロジェクト管理」ツールについてご紹介します。
プロジェクト管理ツールを選ぶ際に注目すべきポイント
プロジェクト管理ツールを選ぶ際に注目すべきポイントは、プロジェクトによって変わります。
例えば英語力が低いメンバーのいるチームでは日本語に対応したサービスを選んだ方が「タスク管理にかける工数」が小さくなります。もちろん、多国籍チームであれば英語のサービスの方が良いかもしれません。
また、マニュアル的なオペレーションに不慣れなデザイナーや外部ライターが多いプロジェクトであれば、いかに直感的に操作できるかを重視すべきでしょう。
他にも、工数管理がしたい、ガントチャートがどうしても欲しいなど、プロジェクトによって「何を再優先に考えるか」を整理してからサービスを選ぶことをおすすめします。
危険なのはプロジェクトの多重管理
最も避けるべきは、複数のサービスでひとつのプロジェクトを管理することです。これは言うまでもなくオペレーションミスのきっかけとなります。プロジェクト管理ツールを安さで選んだ結果、オペレーションミスによってかえって運用コストがかかってしまう事態は避けたいものです。
外部とのやり取りに最適な「プロジェクト管理」ツール7選
Backlog
nanapi、GungHo、OMRONなどが利用しているBacklogは、国内で最も多くの現場で用いられているサービスのひとつではないでしょうか。
基本的に利用は有料ですが、30日間の無料トライアル期間が設けられているので、メンバーの教育期間としての利用が可能です。バージョン管理ツールであるSubversionやGitと連携することができます。また、Wiki機能も備えているため、社内での問題管理や議事録管理が捗ります。Backlogへのユーザーの追加は、管理者が表示名からメールアドレスまで指定して行うことになります。
Wrike
PayPal、Hootsuite、htcなどの企業・サービスで用いられている「Wrike」は日本語対応こそしていませんが、iOS・Android両方のアプリが用意され、かつリスト、ガントチャート、テーブル、個々人のダッシュボードなどの画面が用意され、Web制作の様々な局面で力を発揮するサービスです。
注目すべきはタスクごとに工数を登録できること。工数の管理は次回受注時に価格設定の根拠になるので、タスクと同時に管理できるのはとてもうれしいですね。
ユーザーの追加はメールアドレスで行うので、社外の技術者との情報共有もばっちりです。
Podio
SONY、VOLVO、Cirque du Soleilなどで利用されているPodioは、日本語にも対応した高機能なプロジェクト管理サービスです。リストビューだけでなくカレンダービューも使えるほか、請求書作成機能を実装しているのがとても目新しいところです。
ただ、多機能であるがゆえに、直感的に操作することができず、ツアーに従っていてもタスクを作るまで四苦八苦することになりそうです。加えて、試用期間は15日間となっているため、2週間程度でプロジェクト人員全体を教育し、課金の可否を決定する必要があります。社外技術者の追加はメールアドレスで可能です。
Jooto
会計事務所やマーケティングベンチャー企業で用いられているJootoは、カンバンによるタスク管理に特化したサービスです。日本製で、ドラッグアンドドロップによる直感的な操作が可能なほか、近頃話題のチャットサービス「Slack」との連携が可能なところが魅力的です。
専用アプリはありませんが、タブレットやスマートフォンからでも閲覧できるようになっています。
ほとんどの機能は無料で使用できますが、ひとつのボードに対して3ユーザーまでしか利用・閲覧できないため、実際に現場に導入する場合、フリーランサーとクライアントのやりとりでもなければ、プロジェクトボード10個、各ボード10ユーザーずつ参加できる「ベーシックプラン(月額980円)」などのプランを利用するのが懸命でしょう。
Producteev
ProducteevはORACLE、スタンフォード大学、日立などで用いられています。日本語化はされていませんが、iOS・Android共に専用アプリがリリースされているほか、リストビュー、カレンダービュー、アクティビティビューが利用できます。
特に、カレンダービューを見るとタスクの進捗がひと目でわかるので、全体的な進捗状況の把握に大いに役立つことでしょう。多くのサービス同様、メールアドレスでユーザーを追加することが可能です。
Trello
TrelloはAdobe、Google、KICKSTARTERなどで利用されています。日本語化はされていませんが、iOS・Android両方の専用アプリがリリースされています。
管理方法自体はカンバン方式で、日本語化されていないとはいっても、かなり直感的な操作が可能です。また、期限切れのタスクはカンバン上でひと目で分かるようになっているので、プロジェクトの遅延状況を把握するのに長けています。ユーザーの追加はメールアドレスで行います。
Kanbanote
サイトのカラーリングでハッとした方もいらっしゃるかもしれません。KanbanoteはEvernoteユーザーが、カンバン方式でEvernoteのノートを管理するサービスです。従って、他者と共有するというより、作業手順書の整理や、Tipsの管理に役立つことでしょう。操作自体はかなり直感的に行なえます。
おわりに
皆さまが自分たちのプロジェクトに最も合った管理サービスに出会うことができ、プロジェクトが大成功をおさめることをお祈りします。
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