【意外と見落としがち】スマホ時代のフォントサイズ

 

medium

アクセシビリティ、ユーザビリティの話題がトレンドだった頃と比べ、最近のフォントサイズ事情はどうなっているのかな? そんな記事です。

スマホが主流になる前のフォントサイズの考え方

Web標準、アクセシビリティ、ユーザビリティを考慮したうえでの最適解のひとつは、キーワード指定だったと記憶しています。

これは、以下のようなスタイル指定のイメージです。


p { font-size: medium; line-height: 1.5; }


行間を単位なしで指定するなど、とてもエレガントな指定ですね。

さて、スマホ時代で表示領域に大きな制約が生じた昨今、同じような指定でよいのでしょうか。

Googleのモバイルユーザビリティ測定ツール「PageSpeed Insights」に一つの解答がありました。

読みやすいフォント サイズを使用する

中身を抜粋してみます。

  • 16 CSS ピクセルの基本フォントサイズを使用。
  • 行の高さは 1.2em をおすすめします。

以下のコードがサンプルで示されていました。


body {
font-size: 16px;
line-height: 1.2em; /* 説明の便宜上追加 */
}

.small {
font-size: 12px; /* 75% of the baseline */
}

.large {
font-size: 20px; /* 125% of the baseline */
}


デザイナーさん向きの記事でした!
スマホブラウザでは(おそらく)文字サイズを変更する操作をPCよりも行わないので、読みにくいサイズにしてしまうと致命的になります。

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