2016.07.19 Webマーケティング
なぜChromeブラウザで現在地取得が急にできなくなったのか!?
【結論!!】
Chromeのバージョンが50以降でhttp接続のページから現在地を取得することが禁止された!!
不具合ではなく仕様変更によるものです。
詳細は下記参考(英語ですが^^;)
Geolocation API removed from unsecured origins in Chrome 50[英語]
(Google Developers Web Updates)
【事象】
スマートフォンが普及し、GPS搭載も当たり前となった現在、今や多くのスマホサイトで現在地を活用した便利な機能を利用できるようになっている。みなさんも現在地からもっとも近い居酒屋やラーメン屋などをスマホ片手に探したことはあるのではないでしょうか。
ところが、2016年4月頃から、Chromeでこうしたスマホサイトで現在地が取得できないといった現象が多く報告されるようになった。
Web制作会社激震中!? GPS取得系のスマホサイトを制作・運営している会社さんはリアルにこの対応に現在追われているのではないでしょうか。弊社でも1サイトだけですが、対応が必要になっております。
【対策・対応】
スマホサイト作成側としては、該当ページをhttps接続に移行させるしかない!
SSL対応をしたことがある制作者からしたら当たり前のことだが、いつもと同じく、
SSL(TLS)のためのサーバ証明書を取得してWebサーバに設定し、必要に応じてソースも修正するといった流れとなる。
Geolocation APIを使って現在地を取得しているページをすべてhttpsで接続するように変更する必要があるが、もうこの機会に全ページhttps化してしまって良いのではないかと個人的には思います。
【その他、Chrome以外について】
PC/Android・・・Internet Explorer(IE)、Firefox、Safariだとhttp接続での現在取得が可能
iOS(iPhoneなど)・・・Chromeも含めてhttp接続での現在地取得が可能
http接続での現在地取得は、IEやFirefox、Safariでは『まだ』可能です。
ただ、あくまで『まだ』なので、今後他のブラウザもChromeと同じようにhttp接続での現在地取得を禁止する可能性は大いにありえると思います。
https化をまだしていないそこのあなた!いまのうちに対策をしておいても損はないのではないでしょうか。
この記事を読んで、私たちに興味を持ったお客様は、お気軽にお問い合わせください!
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