2016.10.11 Webマーケティング
検索順位とクリック率~その1
特定のキーワードでの検索順位で自分たちが運営するサイトが何位にいるか。
そこに文字通り命を懸けている人が何人もいます。いえ、何人どころではありません。何千人も何万人もいるのです。なぜか。
検索順位が一つ違うだけでクリック率は激変する
なぜ、サイトの運営者や管理者は、SEO対策をするのか?
それは検索結果での順位を上げることで、アクセス数を増やしたいから。
では、検索順位が何位ならよいのか?
極論1位が望ましいです!!
10位以内(検索結果の1ページ目)を確保して満足しているそこのアナタ!
そこで満足していてはいけません。
なぜなら同じ1ページ目でも順位が一つ違うだけで、サイトを訪れる人は大きく異なるからです。
1位から10位までのクリック率
検索順位が一つでも高いほうがよい(1位なら万々歳な)理由。
これについては下記の表をご覧ください。
検索順位 | クリック率 |
1位 | 19.35% |
2位 | 15.09% |
3位 | 11.45% |
4位 | 8.86% |
5位 | 7.21% |
6位 | 5.85% |
7位 | 4.63% |
8位 | 3.93% |
9位 | 3.35% |
10位 | 2.82% |
※参照元:NetBooster社(https://www.netbooster.com/)
1位と4位でクリック率が倍以上異なり、1位と10位に至っては、その差はなんと6倍以上。どちらも同じ検索結果1ページ目の掲載でありながら、これだけの差があるのです。
また、検索結果1位でも、検索ユーザーの5人に4人はクリックしていないことになり、10位では50人中2人クリックすればよいほう。
せっかくSEO対策を施し、ようやく検索結果の1ページ目に掲載されるようになった! と思っても10位でこの結果では、11位以下はどうなってしまうのでしょう・・・。
ちなみに、2011年米Slingshot SEOが公開したデータによると、2011年は1位:18.2%、2位10.1%・・・10位1.0%と、2位以下のクリック率は今よりもはるかに低かったようです。
この数値を売り上げに換算してみた
さて、ここに一つの物販(ECでも構いません)サイトがあるとします。
そのお店のサイトは現在、検索すると順位は8位に表示されます。そしてお客さん一人当たりの購入金額の平均は5,000円。一か月の購入件数が平均50件。
この場合、現在の順位の毎月の売り上げは250,000円になります。
では検索順位に変動があったとしたら・・・。
10位に落ちた場合、売り上げは180,000円を下回ることになり、逆に5位に上昇したら売り上げは450,000円までアップします。
さらに3位になった日には、売り上げが720,000円と3倍弱まで上昇するのです。
人気のキーワードなら月間の購入件数は50件どころかその100倍は下りません。上記の売り上げ想定金額にゼロを2つ足してみてください。
順位が一つ上がる(下がる)ことが、そのサイトにとってどれくらい重要かお分かりいただけたのではないかと思います。
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