2019.08.04 Web制作
システム開発 - CPIサーバー利用メモ 2019年版
フライング・ハイ・ワークスでは、テスト環境にKDDIが提供している「CPI」というレンタルサーバーを利用しています。
アクセス数が数万を超えるBtoCサイトでの利用は難しいですが、BtoBのコーポレートサイトでは十分なスペック、高い安定性の為、常に選択肢に入っています。
サブドメイン取り放題、容量無制限の「CPI」サーバーの利用方法、注意点などを説明していきたいと思います。
- 1 phpを利用する 《更新!》
- 2 BASIC認証を設定する
- 3 拡張子がhtmlでphpを動作させる 《更新!》
- 4 旧バージョンのphpを利用する 《更新!》
- 5 パーミッションの設定
- 6 mod_rewriteを利用する 《更新!》
- 7 URLに拡張子が無くてもアクセスできる 《更新!》
8 DB接続情報 ホスト・ポート
WordPress等、MySQL5.6を使う場合のホストは「127.0.0.1:3306」です。
以前5.5と5.6が使えた時代では、
5.5「localhost」
5.6「127.0.0.1:3307」
でした。
サーバー契約(サブドメインを作成)した時期によって違いがある場合がありますので、サーバーのコントロールパネルにある「お客様情報」→「プログラムのパスとサーバの情報」から確認しましょう。
1 phpを利用する
.phpファイルをアップロードするだけで、何もしなくても利用できます。
2019/08/01現在のデフォルト設定
PHP Version 7.0.32
2 BASIC認証を設定する
BASIC認証のパスワードはMD5で暗号化されている必要があります。
他の強度が低いパスワードだと認証が通りません。
ユーザー名:user
パスワード:password
の場合
#MD5 認証が通る user:$apr1$TUK.E.mU$luDJOd4DLBhGBOK8ndE220
#SHA 認証が通らない user:{SHA}W6ph5Mm5Pz8GgiULbPgzG37mj9g= #plain 認証が通らない user:password
※フライング・ハイ・ワークスでは暗号化にこのサイトをつかっています
3 拡張子がhtmlでphpを動作させる
.htaccessを別途設置することで、拡張子がhtmlでもphpを動作させることができるようになります。
.htaccessの記述の仕方はいくつかありますが、CPIではAddTypeではなく、AddHandlerを使います。
#動作する書き方 AddHandler x-httpd-php70 .php .html
#以下は動作しない AddHandler x-httpd-php7032 .php .html AddType application/x-httpd-php .php .html AddHandler application/x-httpd-php .php .html
※以前は、PHPのバージョンを.なしで全て記述していましたが、バージョン7が出たころからマイナーバージョンまでの記述になりました。
4 旧バージョンのphpを利用する
2019/08/01現在、以下のバージョンを利用することができます。
5.6.38 / 7.0.32 / 7.1.23
2と同様.htaccessを設置します。数字の部分がphpのバージョンを指定する部分です。
#バージョン5.6.38を使う場合 AddHandler x-httpd-php56 .php
※以前は、PHPのバージョンを.なしで全て記述していましたが、バージョン7が出たころからマイナーバージョンまでの記述になりました。
5 パーミッションの設定
CPIでは、ファイルの『読み込み、書き込み、実行』の権限で、666や、777は「Internal Server Error」となり利用することができません。
PHPファイル等は、604もしくは644。
ディレクトリなどは、705もしくは755に設定します。
6 mod_rewriteを利用する
CPIではmod_rewriteを利用することができますが、Options +SymLinksIfOwnerMatchを設定する必要があります。
#RewriteEngine Onの前に記述する Options +SymLinksIfOwnerMatch RewriteEngine On
RewriteEngine Onの直前である必要はありません。
WordPressを利用する場合は、# BEGIN WordPressのコメントより前に記述します。
このコメントの中に書いてしまうとWordpressのバージョンアップなどでこのオプションが消されてしまいサイトが見られなくなる可能性があります。
7 URLに拡張子が無くてもアクセスできる
この問題は解消されています。
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フライング・ハイ・ワークスの紹介
フライング・ハイ・ワークスは、東京のホームページ制作・Web制作会社・システム開発会社です。東京都及びその近郊(首都圏)を中心として、SEO対策を意識したPC及びスマホのサイトをワンソース(レスポンシブ対応)で制作します。
実績
デザイナーチームは、グラフィックデザインやイラストの制作も得意としており、著作権を意識しない素材の提供が可能です。システム・コーディングチームでは、Laravelなどを使用したスクラッチからのオリジナルシステム開発を始め、WordPressのカスタマイズを得意としております。
また、SEOやランディングページ(LP)、広告向けバナーなどを他社様でやっていた作業の引継ぎでも問題ありません。制作実績は多数ございますので、お客様に合わせたご提案が可能です。
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