2024.10.30 その他
Blueskyってどうなの?
朝晩じわじわと寒くなってきましたね。
プロ野球もほぼオフシーズンでなんだか寂しいデザイン課のSです。
最近Xの規約が改定されるという話で色々と界隈がざわついていました。
『ユーザーが投稿したテキストや画像等のコンテンツを機械学習や人工知能モデルへの使用や
トレーニングなどに使う権利をX社が有し、利用しうる』
といった主旨の内容(間違ってたらすみません)の発表があり、Xを利用しているユーザーから反発の声がでたり、
ブロック機能でもごたごたがあったりと何かと荒れていました。
AI学習については実は現時点でも設定によっては利用されているのですが、
改めて明記され周知されたので混乱も大きかったのでしょう。
そこで第二のXとして避難先に最近話題のSNS、『Bluesky』を上げるユーザーさんが多かったので
XとBlueskyはなにが違うのか、Xの代わりになりうるのか色々と調べてみました。
Blueskyとは
立ち上げは2019年で、X(当時Twitter)の共同創業者であるジャック・ドーシー氏らが発案したSNSです。
2023年1月にアプリの配信は始まりましたが、当初のベータ版では招待制で、招待コードがないと始められなかったのですが、
2024年2月から招待コードが廃止され、現在では誰でも利用可能になっています。
サービス開始初期は日本語に対応していませんでしたが、招待コード廃止のタイミングで日本語にも対応できるようになりました。
基本的なところはXと変わりなく、テキストや画像が投稿できて、他者の投稿にいいねをしたり
コメント・リポストができたりと、とても似ています。
つい最近まで動画の投稿は不可能でしたが、2024年9月に60秒までの動画にも対応したようです。
私もアカウントを作って試しに触ってみましたがXユーザーであれば直感的に操作できる感じでした。
Xとの違い
一般的にぽちぽち日常投稿をするレベルのユーザーから見て大きな違いは
・文字数
・広告・スパムの有無
・アカウントの公開設定の可否
でしょうか
(分散型SNSであるとかとても大きな違いがあるのですが一般的な感覚からするとちょっとわかりにくいので今回は省略)
最大投稿文字数は300文字
Xの最大投稿文字数は、無料版だと140文字に対して、
Blueskyは300文字の投稿が可能です。
140文字は読む方からするとサクッと要点がわかって読みやすい反面
書く方としてはなかなかまとめるのに苦労するなと思ったりしていたので、
ちょっとした文章の書きやすさは増したのかもしれません。
(最大500文字と書いてあるところもありましたが、日本語だからなのか自分で確認した限りでは300文字が最大のようでした)
広告やうっとうしいスパムがない
Xのタイムラインにちょっと不快だったり全然興味ない広告が一般の投稿に紛れ込んできて
なんだか嫌だなーと思ったことがある人もけっこういるのではないでしょうか。
こういったサービスに企業が広告を打つのは当然のことなので
無料で使わせてもらっている以上文句を言うな、嫌なら有料プランにしろというのは正論なのですが
Blueskyは現時点で広告がないのでそういった点は一ユーザー視点では良いことかもしれません。
あと、最近なにかと問題になっているインプレゾンビのようなスパムアカウントが今のところないです。
インプレッション稼ぎの不快な投稿やコメントがないのでその点はとても快適です。
非公開アカウントにはできない
いわゆる鍵アカにできるかどうかですが
今のところBlueskyは非公開機能は無いようです。
私は経験がないのでどういった時に利用したいのかいまいちピンとこないのですが
ごく限られた人とひっそり密に交流がしたいとか厄介な人に粘着されたくないとか
特に日本人には歓迎されている機能な気がします。
これがないから移住することを渋っている方もいるくらいなので人によっては大きな差かもしれません。
Xの代わりになるのか
現時点ではまだ少し難しいかもしれません。
機能やサービス的な問題というより、大きなところはやっぱり
「Xの方が企業の公式アカウントも慣れ親しんだお友達もいっぱいいるから」
なのではないでしょうか?
冒頭の話ように生成AIやブロック機能の変更で一時的に「もう嫌だ!!移動してやるぞー!!」という風潮は巻き起こりましたが(過去にも何度か)
SNSを利用する人は情報を得たいとかたくさんの人と交流したいというところが大半だと思うので
自分にとって好きな人たちが大勢いるところを離れられないのは仕方がないことなのではと思います。
一方、今回のことで離れていった人がいたのも事実です。
これから先Xに大きな何かが起これば取って代わる可能性も0ではないのかもしれません。
無料で作れますし、使用感はあまり大差ないので試しに作ってみて
自分の肌に合うか見極めてみるのも良いのではないでしょうか?
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