システム開発 - AWS DBサーバーの構築(RDS)後半

 

前回のAWS DBサーバーの構築(RDS)前半では、サブネットグループを作成するための準備と3つのグループを作成しました。

  • サブネットグループ作成の準備
    • DB用セキュリティグループの作成
    • マルチAZ用プライベートサブネットの作成
  • 3つのグループの作成(データベース作成の準備)
    • サブネットグループの作成(二つのプライベートサブネットのグループ化)
    • パラメータグループ の作成
    • オプショングループの作成

今回は、いよいよデータベースの作成です

データベースの作成

  • 左メニュー「データベース」を選択
  • データベースの作成 をクリック

データベース作成方法を選択

標準作成を選択

エンジンのオプション

「MySQL」を選択すると表示が変わりますが、この後の各フォームも変更されます。今回は「MySQL」を設定した場合の設定の解説となります。

エンジンのタイプ

MySQL

エディション

MySQL Community

バージョン

※バージョンを選択

テンプレート

「開発/テスト」又は「本番稼働用 」

  • 本番稼働用 ・・・ 本番稼働時に選択(費用が高くなる)
  • 開発/テスト ・・・ 開発時はこちらを選択
  • 無料利用枠(表示あれば) ・・・ 設定項目に制限がある

可用性と耐久性

設定

DB インスタンス識別子

webdrop-db

  • アンダースコア(_)は使用できない
  • この名前は、AWS アカウントが現在の AWS リージョンで所有しているすべての DB インスタンスにおいて一意である必要があります。

マスターユーザー名

admin(任意)

パスワード自動生成

チェックボックスをチェック(任意)

  • マスターパスワード及びパスワードを確認のフォームが消えます

インスタンスの設定

DB インスタンスクラス

  • DBサーバーのインスタンスタイプです
  • 金額に影響します

ストレージ

ストレージタイプ

汎用SSD(gp2)

  • アクセス数が多いサイトの場合には、「プロビジョンドIOPS」を検討

ストレージ割り当て

200GiB

ストレージの自動スケーリング

ストレージの自動スケーリングを有効にする
チェックをはずす

  • アクセスが多いサイトで、一時データなどの保存などがある場合には、要検討
  • 通常は、チェックを外しておいても問題なさそう
  • 有効にした場合「最大ストレージしき値」の設定が必要

接続

コンピューティングリソース

EC2 コンピューティングリソースに接続しない

Virtual Private Cloud (VPC)

web_drop-vpc

DBサブネットグループ

web_drop-subnet-group

パブリックアクセス可能

なし

  • この場合は、インターネットからの接続が無いので

VPC セキュリティグループ (ファイアウォール)

web_drop-db

  • 「default」を消す
  • セレクトを1回クリックで表示されている

アベイラビリティーゾーン

ap-northeast-1a

  • サブネットグループ内で実際にDBを置くアベイラビリティーゾーンを選択

データベース認証

パスワード認証

  • 必要であれば変更

データベースの作成 をクリック

一覧のステータスで「作成中」が「利用可能」になれば、使用できるようになる。

また、作成が完了するとデータベースのマスターパスワードが生成され、認証情報の詳細に表示されます。パスワードを表示できるのはこのときだけだけみたいなので、注意してください。

まとめ

今回はデータベースを作成しました。

少しややこしさはありますが、何をやっているのか?を理解しながら、やっていけば設定は難しくありません。

次回は、ファイヤーウォール(EC2)について解説します。

次回:AWS ファイアウォール(EC2)

一覧:AWS サーバー立ち上げ設定まとめ

文責:フライング・ハイ・ワークス代表 松田 治人(まつだ はるひと)
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