2022.06.13 Web制作
【2022年上半期】ホームページ制作・Web制作時に最近良く使うようになったCSSたち
いよいよIEのサポートが終了ですね。
コーディングしていていてもどうせIEで使えないしと新しいものを積極的に使えない時期が長らく続きました。
しかし最近ではIEの事を考えなくなってよくなったこともあり、使いたくても使えなかったりした新しいCSSを積極的に使うようになってきました。
そんな2022年になってよく使うようになったCSSたちを紹介したいと思います。
※細かい説明や使い方は割愛します。
※新しくないのもあります。
fit-content max-content
テキストにマーカーを引いて中央寄せしたい時なんかに便利です。
あとは複数行のテキストで文字は左揃えだけど中央寄せしたい時
flex絡みで画像が縦に伸びちゃったなんて時など他にも使い所はあります。
p {
width: max-content;
margin-inline: auto;
}
テキストは左揃え
全体は中央寄せ
fit-content - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
max-content - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
clamp()
リキッドデザインのフォントサイズで割りと使います。
無駄にブレークポイントを追加しなくてもなんとかしてくれます。
p {
font-size: clamp(10px, 2vw, 30px);
}
画面幅によってフォントサイズを変更
clamp() - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
aspect-ratio
CMSでどんなサイズの画像が入るかわからない時などにラッパーでaspect-ratioを設定して中の画像をobject-fit: cover;にして使っています。
他にもyoutubeとかgooglemapや円を作るときにも便利です。
div {
width: 30%;
aspect-ratio: 16/9;
}
img {
width: 100%;
height: 100%;
object-fit: cover;
}
aspect-ratio - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
gap
flexで並べたときの隙間の設定はgapでしています。
:not(nth-child(4n-3)) {margin-left: 20px;}
なんてやる必要はありません。
.flex {
display: flex;
flex-wrap: wrap;
gap: 20px;
}
gap (grid-gap) - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
margin-inline
margin-inline: auto;で中央寄せにしています。
div {
width: 30%;
aspect-ratio: 2/1;
margin-inline: auto;
border: 1px solid currentColor;
}
margin-inline - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
display: contents;
最初ただのimgにしていたけどあとからpictureにした時にpictureを無いものにしてくれます。
wordpressなんかで勝手に入れられたdivをないものにしてくれたり、使いようは色々とあると思います。
display - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN
currentColor
疑似要素やaタグの色を親と同じにしたい時に使ったりします。
a {
color: currentColor;
}
まとめ
IE終了にともなってそれまでは使えなかった便利なCSSを使えるようになりました。
何行か書いていたものが1行でできたりと無駄がなくなりスッキリするので積極的に取り入れていきたいですね。
紹介した物の中にはバグがあったりブラウザによっては思うようにいかなかったりすることもあるのでご使用の際はご注意ください。
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