システム開発 - AWS IPアドレスの固定(Elastic IPアドレス)

 

前回はAWS ファイアウォール(EC2)で、DB/WEBサーバーのファイアウォールの状態を確認しました。

今回は、現時点では、EC2インスタンスのパブリック IPv4 アドレスは、インスタンスを起動・停止するたびに、別のIPアドレスが割り当てられる動的な状態となっています。

そこで、Elastic IPサービスで、IPアドレスを固定します。Elastic IPのIPアドレスは、EC2インスタンスに関連付けられていて、インスタンスが起動中であれば無料です。ただし、インスタンスを停止してしまうと課金されてしまいます。

従って、インスタンスを停止する際には、Elastic IPの関連付けも解放するようにした方がよいでしょう。

グローバルIPアドレスの確保

  • 「サービス」から「EC2」を選択
  • 左メニュー「Elastic IP」を選択
  • 「Elastic IP アドレスの割り当て」をクリック

割り当て をクリック

  • グローバルIPが一つ割り当てられます
  • 一覧にある割り当てられたIPv4アドレス、又は、下記概要で確認できます

グローバルIPアドレスをEC2インスタンスに関連付ける

  • 「Elastic IP アドレス」の一覧で、対象のIPアドレスのチェックボックスをチェック
  • 右上の「アクション」をクリック
  • 「Elastic IP アドレスの関連付け」をクリック

リソースタイプ

インスタンス

インスタンス

web_drop-web-server

プライベートIPアドレス

  • クリックして出てきたIPアドレスを選択

関連付ける をクリック

これで固定IPがインスタンスに関連付けられました。

グローバルIPアドレスを解放

  • 「Elastic IP アドレス」の一覧で、対象のIPアドレスのチェックボックスをチェック
  • 右上の「アクション」をクリック
  • 「Elastic IP アドレスの関連付けの解除」をクリック
  • 「関連付け解除」をクリック
  • 右上の「アクション」をクリック
  • 「Elastic IP アドレスの解放」をクリック
  • 「解放」をクリック

まとめ

固定IPを設定しましたが、サーバーにApache(httpd)が入っていないため、残念ながらブラウザでの確認はまだできません。

次回からは、Route53サービスを使用して、DNSの設定を行っていきます。

次回:AWS DNSの設定概要(Route53)

一覧:AWS サーバー立ち上げ設定まとめ

文責:フライング・ハイ・ワークス代表 松田 治人(まつだ はるひと)
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