2022.11.06 Web制作
システム開発 - AWS IPアドレスの固定(Elastic IPアドレス)
前回はAWS ファイアウォール(EC2)で、DB/WEBサーバーのファイアウォールの状態を確認しました。
今回は、現時点では、EC2インスタンスのパブリック IPv4 アドレスは、インスタンスを起動・停止するたびに、別のIPアドレスが割り当てられる動的な状態となっています。
そこで、Elastic IPサービスで、IPアドレスを固定します。Elastic IPのIPアドレスは、EC2インスタンスに関連付けられていて、インスタンスが起動中であれば無料です。ただし、インスタンスを停止してしまうと課金されてしまいます。
従って、インスタンスを停止する際には、Elastic IPの関連付けも解放するようにした方がよいでしょう。
グローバルIPアドレスの確保
- 「サービス」から「EC2」を選択
- 左メニュー「Elastic IP」を選択
- 「Elastic IP アドレスの割り当て」をクリック
割り当て をクリック
- グローバルIPが一つ割り当てられます
- 一覧にある割り当てられたIPv4アドレス、又は、下記概要で確認できます
グローバルIPアドレスをEC2インスタンスに関連付ける
- 「Elastic IP アドレス」の一覧で、対象のIPアドレスのチェックボックスをチェック
- 右上の「アクション」をクリック
- 「Elastic IP アドレスの関連付け」をクリック
リソースタイプ
インスタンス
インスタンス
web_drop-web-server
プライベートIPアドレス
- クリックして出てきたIPアドレスを選択
関連付ける をクリック
これで固定IPがインスタンスに関連付けられました。
グローバルIPアドレスを解放
- 「Elastic IP アドレス」の一覧で、対象のIPアドレスのチェックボックスをチェック
- 右上の「アクション」をクリック
- 「Elastic IP アドレスの関連付けの解除」をクリック
- 「関連付け解除」をクリック
- 右上の「アクション」をクリック
- 「Elastic IP アドレスの解放」をクリック
- 「解放」をクリック
まとめ
固定IPを設定しましたが、サーバーにApache(httpd)が入っていないため、残念ながらブラウザでの確認はまだできません。
次回からは、Route53サービスを使用して、DNSの設定を行っていきます。
文責:フライング・ハイ・ワークス代表 松田 治人(まつだ はるひと)
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また、SEOやランディングページ(LP)、広告向けバナーなどを他社様でやっていた作業の引継ぎでも問題ありません。制作実績は多数ございますので、お客様に合わせたご提案が可能です。
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