2024.10.18 Web制作
ホームページで集客する方法17選|費用や効果が上がらない原因も紹介
ホームページでより多くのユーザーを集客するには、どのような方法が有効なのでしょうか。
せっかくホームページを開設したのですから、少しでも多くのユーザーを集め、商品やサービスを購入してもらったり、資料を取り寄せてもらったりして欲しいものです。しかし、それは決して簡単なことではありません。
数多くの会社がホームページを開設している状況で、より多くのユーザーを集めるためには、適切な方法で集客する必要があります。この記事では、ホームページで集客する16の方法を解説します。
方法 | 概要 | 費用の相場 |
リスティング広告 | 検索したキーワードに応じて表示される広告 | 1ヶ月で20~50万円程度 |
ディスプレイ広告 | Webサイト上にバナーで表示される広告 | 1クリックあたり50~100円程度 1,000回表示あたり数十~数百円程度 |
SNS広告 | SNSのタイムラインなどに表示される広告 |
1ヶ月に30万円程度 |
アフィリエイト広告 | ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を経由してメディアへ広告記事を掲載する広告 |
初期費用の相場は5万円程度固定の月額費用は3~4万円程度 |
動画広告 | 「Youtube」などの動画配信プラットフォームで視聴前や途中に配信される広告 | CPM(1,000回表示あたりの費用)が1円程度 CPC(1クリックあたりの費用)が40~100円程度 |
アドネットワーク広告 | 複数の広告媒体を集めた広告配信ネットワーク(アドネットワーク)に対して配信する広告 | 1クリックあたり10〜数百円程度 1000回表示あたり10円程度 |
アプリ広告 | スマホやタブレットで利用するアプリ内に表示される広告 | 表示回数×0.5~1.5円程度 クリック数×40~350円程度 |
ポータルサイト登録 | ユーザーが求めている情報や資料などをまとめているサイトへ登録 | 17万円程度(雑誌1/4スペース相当のプラン) |
インフルエンサー広告 | 知名度が高く影響力のある人物にSNS媒体で宣伝してもらう広告 | 1回のSNS投稿につきフォロワー数×2〜4円程度 |
SEO | Webサイトのコンテンツのクオリティを高めるなどの工夫を通じて、検索エンジンにおける上位表示を目指す。 | 依頼企業による |
SNS | InstagramやXなどのSNSに投稿する。 | 依頼企業による |
YouTube | YouTubeにチャンネルを開設し、動画を投稿する。 | 依頼企業による |
メールマガジン | 見込みや休眠顧客へメールマガジンを送る。 | 依頼企業による |
ウェビナー | ウェビナー(オンライン上で開催されるセミナー)を通じて集客を行う。 | 依頼企業による |
Googleマイビジネス | 店名や住所、営業時間、写真などの情報を自ら設定し、店舗情報として検索エンジンに表示する。 | 依頼企業による |
プレスリリース | メディアの記者に自社の情報を提供し、ニュースとして取り上げてもらう。 | 依頼企業による |
ホームページで集客を行う方法17選
ホームページで集客を行う方法は「広告で集客する方法」と「コンテンツマーケティングで集客する方法」に大別されます。
以下で詳しく紹介します。
広告で集客する方法
ホームページで集客するために「広告を出す」という方法があります。しかし、広告の種類はさまざまであり、費用も異なります。
どの広告を選んでも成果が出るわけではありません。商材やユーザーに合わせ、適切な広告を選定する必要があります。ここでは、ホームページで集客するための広告について解説します。
リスティング広告
リスティング広告は、検索したキーワードに応じて表示される広告です。「検索連動型広告」と呼ばれることもあります。何かが気になって検索を実行しているユーザーを想定しているため、顕在層へアプローチがしやすい点が特徴です。
リスティング広告の費用はクリック数によって決まる場合が多く、ユーザーが広告をクリックするごとに費用が発生します。1クリックごとの金額は広告主が自由に設定できますが、1ヶ月で20~50万円程度が目安とされています。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Webサイト上にバナーで表示される広告です。「バナー広告」と呼ばれることもあります。リスティング広告と比較して、潜在層へのアプローチに活用されることが多いのが特徴です。広告をクリックするとLP(ランディングページ)へ移動するので、ディスプレイ広告を出す前にLPを制作しておきましょう。
課金方式は、1クリックごとに費用が発生する「クリック課金型」と、1,000回広告が表示されるごとに費用が発生する「インプレッション課金型」の2種類があります。クリック課金型は1クリックあたり50~100円程度、インプレッション課金型は1,000回表示あたり数十~数百円程度が目安となります。
SNS広告
SNS広告は、SNSのタイムラインなどに表示される広告のことです。SNSは媒体によってユーザー層が大きく異なるので、ターゲットによって出稿する媒体を変える必要があります。たとえば、若年層がターゲットなら、若いユーザーの多い「Instagram」や「TikTok」に出稿するのが良いでしょう。
SNS広告の費用の目安は、1ヶ月に30万円程度とされています。
アフィリエイト広告
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告です。会員登録や資料の請求、商品購入などの目標を達成した場合にASPへ広告料金を支払います。
ASPというのは、アフィリエイト広告の仕組みを提供する事業者のことを指します。
初期費用の相場は5万円程度、固定の月額費用は3~4万円程度となります。成果報酬のウエイトが高いので、固定費を抑えられるのが特徴です。
動画広告
動画広告は、主に「YouTube」などの動画配信プラットフォームで再生前後・再生途中に配信される広告のことです。映像や文字、BGMなどを組み合わせることで、豊富な情報をユーザーへ届けられる点が強みだといえるでしょう。
広告費用の目安は動画広告を出稿する媒体によって異なり、「YouTube」であれば視聴回数1回あたり数~20円程度が目安とされています。「Instagram」に動画広告を配信した場合、CPM(1,000回表示あたりの費用)が1円程度、CPC(1クリックあたりの費用)が40~100円程度とされています。
アドネットワーク広告
アドネットワーク広告は、複数の広告媒体を集めた広告配信ネットワーク(アドネットワーク)に対して配信する広告です。代表的なアドネットワークとしては「Googleディスプレイネットワーク(GDN)」と「Yahoo!広告 ディスプレイ広告 運用型(YDA)」が挙げられます。配信先の各広告媒体に一気に広告を配信することが可能なので、商材を広く認知させたい場合などに検討してみましょう。
費用相場は、クリック課金型なら1クリックあたり10〜数百円程度、インプレッション方式なら1000回表示あたり10円程度とされています。
アプリ広告
アプリ広告は、スマホやタブレットで利用するアプリ内に表示される広告です。さまざまな表示形態があるのが特徴で、バナー広告もあれば、全画面に表示される広告(全画面インタースティシャル広告)もあります。商材に合わせて適切な表示形態を選びましょう。
費用形態もさまざまで、インプレッション課金型のバナー広告なら表示回数×0.5~1.5円程度が相場となり、クリック課金型の全画面インタースティシャル広告ならクリック数×40~350円程度が相場となります。
ポータルサイト登録
ポータルサイトは、ユーザーが求めている情報や資料などをまとめているサイトのことです。美容サロンなら「おすすめサロンナビ.com」や「ビューティーパーク」、病院やクリニックなら「マイクリニック」がよく知られていますね。ポータルサイトに自社ページを用意したり、広告枠に自社の情報を表示させたりすることで、潜在層へのアプローチが可能になります。
サイトやプランによって費用は異なりますが、雑誌1/4スペース相当のプランを選択した場合、17万円程度が相場だとされています。
インフルエンサー広告
インフルエンサー広告は、知名度が高く影響力のある人物にSNS媒体で宣伝してもらう広告です。influencer(インフルエンサー)を直訳すると「影響を与える人」となります。インフルエンサー個人の言葉や価値観、考えを交えて商材を紹介してもらえるので、広告を嫌うユーザーにもアプローチしやすいというメリットがあります。
費用としては、1回のSNS投稿につき「フォロワー数×2〜4円程度」が相場とされています。フォロワー数が多ければ、その分だけ費用も高くなるということです。
コンテンツマーケティングで集客する方法
ホームページで集客するために「コンテンツマーケティングを行う」という手段があります。しかし、コンテンツマーケティングにもさまざまな方法があります。どの方法を選んでも成果が出るわけではありません。商材やユーザーに合わせ、適切なコンテンツマーケティングを選定する必要があります。ここでは、ホームページで集客するためのコンテンツマーケティングについて解説します。
SEO
集客のためのコンテンツマーケティングにおける代表的な方法がSEO(検索エンジン最適化)です。Webサイトのコンテンツのクオリティを高めるなどの工夫を通じて、検索エンジンにおける上位表示を目指します。
多くのユーザーに商材を認知してもらうには一定の時間がかかるため、即効性は高くないとされています。中長期的な施策として、粘り強く続けていきましょう。
ユーザーのクリック数などが増えても費用は変動しません。
集客のためのSEOに興味のある人は、以下の記事も参考にしてみてください。
SEO内部対策で検索結果を向上させる方法|主な対策内容を紹介
オウンドメディアを構築するには|事前に検討すべきポイント費用相場などを紹介
SNS
コンテンツマーケティングにおける集客方法のひとつに、InstagramやXなどのSNSに投稿するという方法があります。SNSは拡散力に優れているため、大きな効果を期待することができるでしょう。投稿がバズれば一気に注目が集まりますし、投稿を継続していればフォロワーがファンになってくれる場合もあります。
費用をかけずにユーザーと近い距離で接することができるSNSですが、常に炎上リスクがあることを念頭に置いておきコンプラチェックなどの仕組みを整えておきましょう。
YouTube
YouTubeにチャンネルを開設し、動画を投稿することも集客に繋がります。動画を活用すれば、説明しづらい複雑な情報などもユーザーに伝えられます。チャンネル開設は無料で行えるため、初期費用をかけずにコンテンツマーケティングを行うことが可能です。
動画の中で商材の解説をしたり、ゲストを呼んでサービスを体験してもらったりすれば、これまでアプローチできていなかった層にも興味を持ってもらえるでしょう。
タイトルやサムネイルなどを工夫しなければ再生数が伸びないとされており、こだわるべき要素は多いです。
メールマガジン
見込みや休眠顧客へメールマガジンを送り、集客に繋げるという方法があります。「テキスト形式」と「HTML形式」の2種類があり、前者であれば費用も安く、作成するのに時間もかかりません。自社に興味がない人へもアプローチできるのが特徴です。後者であれば、メールに画像を挿入したり、テキストのサイズや色をカスタマイズしたりすることができます。
迷惑メールだと認識されてしまう可能性もあり、せっかくユーザーに送っても、全く読んでもらえないという場合もあります。
ウェビナー
ウェビナー(オンライン上で開催されるセミナー)を通じて集客を行うという方法もあります。ただ単に情報提供をするだけではなく、ウェビナー上で体験型のイベントなどを実施して商品の魅力を伝え、ホームページへの集客や実際の購買に繋げていきます。
オフラインでのセミナーよりも費用を抑えられる点がメリットとして挙げられます。より多くの人にウェビナーを視聴してもらうためには、事前に告知や宣伝を行うことが重要です。
Googleマイビジネス
ホームページの集客のために、Googleマイビジネスへの登録を検討してみても良いでしょう。Googleマイビジネスとは、店名や住所、営業時間、写真などの情報を自ら設定し、店舗情報として検索エンジンに表示するシステムです。Googleのアカウントを持っていれば、誰でも無料で登録することが可能です。
プレスリリース
プレスリリースを集客に活用することもできます。プレスリリースは、広告ではありません。メディアの記者に自社の情報を提供し「株式会社〇〇が新サービスを開始」のようなニュースとして取り上げてもらいます。
メディアという第三者が入っているため、ユーザーからの信頼や共感を得やすいという点がメリットとして挙げられます。その一方で、必ずしも自社の思い通りに報じられるわけではないため、その点には注意が必要です。
ホームページからの集客で効果が上がらない原因
ホームページを作り、さまざまな集客方法を実施したとしても、必ず客効果が出るわけではありません。いくら費用をかけても、上手くいくとは限らないのが集客の難しさです。
大切なのは「どうして効果が上がらないのか」を冷静に考えることでしょう。ホームページからの集客効果が上がらない主な原因は、以下の2つです。
①集客の目的やターゲットが明確になっていない
集客の目的やターゲットによって、選択するべき集客方法は変わってきます。
例えば、商材の認知拡大が目的の場合、ディスプレイ広告やオフライン広告(街頭広告・新聞広告など)などでユーザーとの接触回数を増やす方法が推奨されます。
集客の目的やターゲットが曖昧なままでは、適切な方法を選択できず、成果を上げることができません。
②アクセス状況の分析が正しくできていない
集客数を増やすには、定期的にWebサイトへのアクセス状況を確認し、問題点を分析・改善していくことが求められます。
アクセス状況の分析が正しくできていないと、誤った仮説を立ててしまい、全く効果的ではない集客方法を実施してしまう可能性もあります。
集客のための施策を実施する前に、アクセス状況を正しく分析できるようになっておきましょう。
ホームページからの集客に悩んでいる人は以下の記事も参考にしてみてください。
ホームページをリニューアルする目的・タイミング・手順・注意点を解説 | FH_BLOG | 東京のホームページ制作・Web制作会社 フライング・ハイ・ワークス
まとめ
この記事では、ホームページで集客する17の方法について解説しました。ホームページの集客に取り組む際のご参考にしていただければ幸いです。
フライング・ハイ・ワークスは、これまでさまざまなホームページ集客に携わってきました。豊富な実績がありますから、お客様に合わせたご提案が可能です。
ホームページの集客でお悩みの際は、豊富な実績とノウハウを持つフライング・ハイ・ワークスへ、ぜひお問い合わせください。
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